QA Checker での正規表現の指定

QA Checker 3.0 > 正規表現設定を使用して、ファイル内の特定の文字列パターンを検索する正規表現を指定します。

リスト内のすべての正規表現が翻訳ファイルに適用されます。正規表現を作成してから、リストに追加してください。

正規表現は、テキスト内での特定の文字シーケンス (文字パターン) の検索に使用します。正規表現は、特殊なメタ文字を使用する点が、通常の検索ツールと異なります。メタ文字を使用することで、基本パターン、またパターンの特定のバリエーションをすべて検索できる単一の正規表現を作成できます。

このツールは、正規表現の作成方法と使用方法を理解しているユーザーを対象としています。ただし、正規表現の例のリストが用意されているため、慣れていないユーザーでも簡単に正規表現を追加できます。

SDL Trados Studio では、.NET の正規表現構文を使用しています。

この設定は SDL Trados Studio の複数のダイアログに表示されます。適切なダイアログの詳細については、「検証設定のダイアログ」を参照してください。

オプション説明

正規表現を検索する

このオプションを選択すると、文書内の特定の文字列パターンを検索するために使用する正規表現を指定できます。リスト内のすべての正規表現が翻訳文書に適用されます。

このオプションの右側にあるドロップダウン リストを使用して、チェックでエラーが見つかった場合に適用する重大度を選択します。
  • エラー
  • 警告
  • Note

説明

作成した正規表現に関する説明を入力します。この情報は、ファイルに対して生成された検証レポートに記載されます。

原文正規表現

原文分節の検索用に作成した正規表現を入力します。

訳文正規表現

訳文分節の検索用に作成した正規表現を入力します。

条件

正規表現の検索に制限を適用する場合は、次の条件のいずれかを選択します。
  • 原文と訳文の正規表現パターンが一致した場合に報告する: パターンが原文分節と訳文分節に見つかった場合にエラーが報告されます。
  • 訳文は一致するが原文は一致しない場合に報告する: パターンが訳文分節だけに見つかり、原文分節に見つからなかった場合にのみエラーが報告されます。
  • 原文は一致するが訳文は一致しない場合に報告する: パターンが原文分節だけに見つかり、訳文分節に見つからなかった場合にのみエラーが報告されます。
  • 原文が一致する場合に報告する (原文チェックのみ): パターンを原文分節だけで検索し、訳文分節は検索しません。パターンが原文分節に見つかった場合にエラーが報告されます。
  • 訳文が一致する場合に報告する (訳文チェックのみ): パターンを訳文分節だけで検索し、原文分節は検索しません。パターンが訳文分節に見つかった場合にエラーが報告されます。
  • 原文と訳文の両方に一致するが、一致回数が異なる場合に報告する: 原文分節と訳文分節で見つかったパターン数が異なる場合にのみエラーが報告されます。
  • グループ化された検索表現 - 原文は一致するが訳文は一致しない場合に報告する: 原文の正規表現で指定したグループを参照して、訳文分節を検索する際の正規表現内の文字列を構成します。訳文に適切な文字列が含まれていない場合に、報告されます。

    たとえば、次の 2 つの分節を見てください。QA Checker は原文分節で p. 45 を検索し、45 を訳文の正規表現の後方参照として使用します。これは、訳文分節で S. 45 を検索する文字列となります。訳文分節に S. 45 ではなく S. 46 が含まれているので、警告が報告されます。

    原文分節: 「See more details on p. 45 of our book.」

    訳文分節: 「Für mehr Details, sehen Sie auf S. 46 unseres Buchs nach.」

  • グループ化された検索表現 - 原文と訳文が同一の場合に報告する: 原文の正規表現で指定したグループを参照して、訳文分節を検索する際の正規表現内の文字列を構成します。訳文分節に一致する文字列が見つかったものの、禁止されているバリアントが付いていた場合に、報告されます。

    たとえば、次の 2 つの分節を見てください。QA Checker は原文分節で 1.2 を検出します。そして、訳文分節を検索する文字列を構築するために、1.2 を訳文正規表現で後方参照として使用します。この例では、一致する訳文分節が見つかりましたが、禁止されているバリアントと一致するものがあるため、報告されます。1-2 は禁止されたバリアントです。

    原文分節: 「This is my 1.2 testing sentence.」

    訳文分節: 「Toto je moje 1-2 testovaci veta.」

    後方参照については、「Regular expressions」を参照してください。

大文字と小文字を区別しない

原文分節と訳文分節のパターン照合で大文字と小文字を区別しない場合、このオプションを選択します。

アクション

[アクション]ドロップダウン メニューに次のオプションが表示されます。
  • アイテムの追加: [説明][原文正規表現][訳文正規表現][条件]ボックスに値を入力してから、このオプションを選択してリストに正規表現を追加します。
  • アイテムの更新: 正規表現をリストから選択し、[説明][原文正規表現][訳文正規表現][条件]ボックスに詳細を表示します。必要な変更を加え、このボタンを選択してリストの正規表現を更新します。
  • アイテムの削除: 正規表現をリストから選択し、このボタンをクリックして削除します。
  • アイテムのクリア: このオプションを選択すると、すべての正規表現がリストから削除されます。
  • : このオプションを選択して例を選択すると、[説明][原文正規表現][訳文正規表現][条件]ボックスに詳細が表示されます。例は、[アイテムの追加]を選択してリストに追加できます。
  • アイテムのフィルタ: [説明][原文正規表現]または[訳文正規表現]ボックスに入力した後に、このオプションを選択します。
  • フィルタをクリア: 前に作成したフィルタをクリアする場合に選択します。