Trados Studio で Cloud プロジェクトを作成する

Trados Studio のエディタ ビューで翻訳やレビューをすぐに開始し、よりシンプルなワークフローを使用する場合は、Trados Studio から Cloud プロジェクトを作成することをお勧めします。

必要な権限

クラウド アカウントに次のロールがある場合は、Trados Studio から Cloud プロジェクトを作成できます。
  • 管理者プロジェクト マネージャ、またはリード プロジェクト マネージャのロール
  • プロジェクト管理サービス
Trados Studio またはブラウザから Cloud プロジェクトを作成する場合、ユーザーのロールに応じて権限が異なります。
アクション管理者プロジェクト マネージャリード プロジェクト マネージャ
新しい顧客の作成「あり」記号「なし」記号「なし」記号
新しいファイルの種類の設定の作成「あり」記号「あり」記号「あり」記号
新しい翻訳エンジンの作成「あり」記号「あり」記号「あり」記号
新しい価格モデルの作成「あり」記号「なし」記号「なし」記号
新しいワークフローの作成「あり」記号「あり」記号「あり」記号
Trados Studio から Cloud プロジェクトを作成するには、次の手順に従います。
  1. [新しいプロジェクト] > [新しい Cloud プロジェクト]を選択するか、Ctrl + Alt + N キーを押します。Trados Studio[全般]ページに[新しい Cloud プロジェクトの作成]が表示されます。
  2. プロジェクトの名前を入力します。プロジェクト名の最大の長さは 50 文字です。
  3. プロジェクトの完了期限となる日時を指定します。
  4. [場所]フィールドで、プロジェクトを保存するクラウド アカウントのフォルダを選択します。管理者アカウントでログインしている場合は、[新しい顧客]をクリックして、ご利用のクラウド アカウント内に新しい場所を作成することもできます。新しい場所を作成したら、新しい Cloud プロジェクトの作成ウィザードの[プロジェクト テンプレート]フィールドの横にある [更新]をクリックして、新しいテンプレートを Trados Studio に表示します。

    Cloud プロジェクトは、常に 1 顧客にリンクされます。各顧客には、ご利用のアカウントに新しい顧客を追加するときに自動的に作成される専用フォルダがあります。つまり、ご利用のアカウント内のワークスペースは、顧客フォルダに基づいて編成されます。

  5. 必要に応じて、上記のプロジェクトに指定した場所で使用可能なテンプレートを選択します。
  6. [ファイルの種類の設定]リストから、選択した場所で使用可能な既存の設定を選択します。管理者アカウントでログインしている場合は、[新規ファイルの種類の設定]をクリックしてご利用のクラウド アカウントに移動し、プロジェクト用にファイルの種類のカスタム設定を作成することもできます。カスタム設定では、翻訳対象ファイルとして処理できるファイルの種類、およびファイルから抽出できるテキストの種類を正確に指定できます。
  7. プロジェクト ファイルを追加します。[ファイルの追加]をクリックして、ファイルを個別に追加します。ファイルのセットを追加するには、フォルダまたはアーカイブをドラッグします。.sdlxliff ファイルの場合、ファイルを追加すると、原文言語と訳文言語が自動的に検出されます。
  8. [使用目的]列で、翻訳対象ファイルおよびリファレンス専用として使用するファイルを指定します。Trados Studio では、選択したファイルの種類の設定の仕様に従って、翻訳対象またはリファレンスにするファイルが自動で識別されます。
  9. プロジェクトに 1 つの原文言語と 1 つ以上の訳文言語を指定します。言語フィールドには、[ファイル] > [オプション] > [エディタ] > [言語]で指定した既定の言語があらかじめ入力されます。
  10. [説明]ボックスに、プロジェクトに関連する詳細情報を入力します。説明の最大の長さは 200 文字です。
  11. [次へ]をクリックして[翻訳リソース]ページに移動し、プロジェクトに使用する翻訳エンジンを選択します。クラウドの翻訳エンジンには、翻訳メモリ、用語ベース、ニューラル機械翻訳が含まれています。
  12. クラウド アカウントで使用可能な既存の翻訳エンジンを選択します。管理者アカウントでログインしている場合は、[新しい翻訳エンジン]をクリックして、ご利用のアカウントをブラウザで開き、新しいエンジンを作成することもできます。

    翻訳エンジンを選択すると、[言語処理規則]、[言語]、および[リソース]フィールドに、ご利用のエンジンで使用可能な詳細情報が自動的に入力されます。選択した翻訳エンジンで使用可能なリソースは編集できません。プロジェクト ファイルで作業している翻訳者やレビュー担当者は、Trados Studio にプロジェクトをダウンロードした後、[プロジェクトの設定]から追加の、ローカルの翻訳リソースを追加できます。

  13. [次へ]をクリックします。アクティブな Trados Enterprise サブスクリプションを持つアカウントでログインしている場合は、[価格モデル]ページがウィザードに表示されます。ここでは、ご利用のクラウド アカウントから既存の価格モデルを選択できます。管理者またはリード プロジェクト マネージャでログインしている場合は、[+ 新しい価格モデル]をクリックしてご利用のクラウド アカウントに移動し、新しい価格モデルを追加することもできます。価格モデルによって、各プロジェクト言語の価格見積もりが決まり、追加費用が計算されます。

    詳細については、RWS Language Cloud Translation Management 文書の「価格モデル」を参照してください。

  14. [次へ]をクリックします。アクティブな Trados Enterprise または Trados Live Team サブスクリプションを持つアカウントでログインしている場合は、ウィザードに[ワークフロー]ページが表示されます。ここでは、クラウド アカウントから既存のプロジェクト ワークフローを選択できます。管理者またはリード プロジェクト マネージャでログインしている場合は、[+ 新しいワークフロー]をクリックしてご利用のクラウド アカウントに移動し、新しい価格モデルを追加することもできます。

    ワークフローは、どの Cloud プロジェクト タスクがどの順序で実行されるかをコントロールし、各タスクに割り当てるユーザー、グループ、ベンダーを指定します。ワークフローを選択すると、そのワークフローで使用可能なタスクを確認できますが、ワークフローを編集してタスクを含めたり、ユーザーを割り当てたりすることはできません。ワークフローの設定を変更するには、クラウド アカウントに移動し、[リソース]タブからワークフローを更新します。詳細については、RWS Language Cloud Translation Management 文書または Trados Live Team 文書の「ワークフロー」を参照してください。

  15. [次へ]をクリックして、ウィザードの[概要]ページに移動し、プロジェクトの詳細を確認します。
  16. [完了]を選択して、新しい Cloud プロジェクトを作成および開始します。Trados Studio が Cloud アカウントにプロジェクトをアップロードし、プロジェクト ファイルの準備を開始します。[通知]タブには、画面の右側に「クラウド プロジェクトを準備しています」というメッセージが表示されます。

プロジェクトの準備の監視

Cloud プロジェクト ファイルの処理はクラウドで処理されます。これにより、並行して作業している可能性のあるローカル プロジェクトのすべての Trados Studio リソースが解放されます。

新しく作成された Cloud プロジェクトは、クラウドでファイルの前処理を完了した後にのみ Trados Studio で使用できます。Trados Studio からプロジェクトの準備を監視するには、次の手順に従います。

  1. [通知]タブで、新しい Cloud プロジェクトの作成が完了した後に表示される「クラウド プロジェクトを準備しています」メッセージに移動します。
  2. この通知の[Language Cloud で開く]をクリックし、[ステージ]タブでプロジェクトの準備を確認します。
  3. [ステージ]タブの[更新]をクリックしてプロジェクトのステータスを更新し、ファイルが前処理され、ワークフローの最初の[翻訳]、[言語レビュー]、または[カスタマー レビューの実装]タスクに到達していることを確認します。Trados Live Essential サブスクリプションでは、ワークフローで唯一の手動タスクは、[翻訳]タスクです。

これで、プロジェクト リストに移動し、ファイル ビューでプロジェクト ファイルを開くことができます。ファイルでの作業を割り当てられたユーザーは、Online Editor または Trados Studio のエディタ ビューで翻訳またはレビューを開始できます。

詳細については、「Cloud プロジェクトを開く」を参照してください。

新規プロジェクトの通知

Trados Studio から新しい Cloud プロジェクトが作成されると、プロジェクト内で最初のタスクを担当するように割り当てられた Trados Enterprise または Trados Live Team アカウントのすべてのユーザーに通知電子メールが送信されます。これにより、プロジェクトが作成されたことと、プロジェクト ファイルの作業を開始する準備ができたことが通知されます。

プロジェクト パスの長さ制限超過通知

ファイルのパスが Windows パスの長さ制限を超えているために Cloud プロジェクトを作成できない場合、Cloud プロジェクトの現在のダウンロード場所を変更するように Trados Studio から通知されます。

重要: プロジェクト ファイルに短いプロジェクト パスまたは短い名前を指定した後で、プロジェクトを再作成してください。無効なプロジェクトは、有効な場所を選択した後に自動的に保存および再作成されません。