変換段階

実際のインポートの前に、ソース データが検証および準備されます。これが変換段階です。

変換操作

変換段階の目的は、コンテンツを変換し (既定では DITA コンテンツのみが変換されます)、メタデータを生成/準備することです。

コンテンツ変換には、次の操作が含まれます。
  • Content Manager DTD に対する DITA コンテンツの検証。
  • 次の項目でマッピングに使用される filemap.xml ファイルの作成。
  • 内部リンク内の識別子によるファイル パスの置換。
  • Content Manager のコンディション (ishcondition) の生成。
  • 文書の種類の変換 (例: //OASIS// から //RWS//)。
メタデータの準備には、次の操作が含まれます。
  • オブジェクトの識別子の生成。
  • .3sish ファイルの作成。
  • Post -XSL の実行。ContentImporter.xsl ファイルは XSL ファイルの例として提供されます。
変換は、次の拡張子のファイルに適用されます。
  • .dita
  • .ditamap
  • .xml

Content Importer は、画像を除く、他のファイル拡張子のファイルを無視します。メタデータは、ユーザー インターフェイスを介して設定された解像度マップに従って、ファイル拡張子のある画像用に用意されています。

インポートの種類

コンテンツは標準インポートでのみ変換されます。

メタデータは、標準インポートと翻訳インポートでのみ変更されます。post-XSL は標準インポートでのみ実行されます。

検証

DITA マップおよびトピックは、Content Manager DTD に対して検証されます。Content Manager サーバー上にある catalog.xml ファイルが指定されます。

識別子の生成

次の属性の値は、オブジェクトの識別子に変換されます。
  • ルート要素の @id 属性
  • すべての @要素の href
  • 属性 @conref および @conrefend 属性
The values of @keyref 属性の値は変更されません。
Content Importer は、既存のオブジェクト識別子 (先頭が GUID)、またはユーザーが指定した識別子が次のいずれかの項目に存在する場合は、それを使用します。
  • .3sish ファイル (または既存の .met ファイル。ただし、.3sish を推奨)。
  • インポートされるオブジェクトのファイル名。
  • ユーザーがソース コンテンツに手動で追加した既存の filemap.xml ファイル (これは可能ですが推奨されません)。

Content Manager コンディションの生成

DITA コンディション付き処理属性およびその値は、Content Manager コンディションに変換されます。たとえば、otherprops="screen_shots"ishcondition="otherprops=screen_shots" に変換されます。

ファイルの生成

Content Importer は、変換フォルダに次のファイルを追加します。
  • メタデータを格納する .3sish ファイル。
  • リポジトリ内のオブジェクトへのファイル パスを含むマッピング情報を格納する filemap.xml (ユーザーが入力として指定できる filemap.xml とは異なります)。
  • メタデータおよびコンテンツ ファイルの変換またはインポートに関するステータス情報を格納する import.status
  • ローリング ログ ファイル: Import Report.log ファイルが作成されます。既定では、最大サイズに達すると名前に日付タグが付けられて、別のファイルが作成されます。ファイル数が最大数に達すると、最も古いファイルが削除されます。動作と最大レベルは NLog 設定で設定します。
既定では、変換ディレクトリのメタデータ ファイル (.3sish) に次のメタデータが設定されます。
メタデータ フィールドインポートの種類
執筆者Content Importer を使用した場合のサインインしたユーザーの名前。標準
タイトル
DITA マップ
The value of the <title> 要素の値。何も見つからない場合は、 @map 要素の <title> 属性の値。何も見つからない場合は、ファイル名。
DITA トピック
The content of the <title> 要素のコンテンツ。 If the content of the <title> 要素のコンテンツに @conref または @conkeyref 属性が含まれている場合、その値は解決されません。
画像
オブジェクトの元のファイル名。
標準
バージョン1標準
言語既定の言語。標準
解像度既定の解像度 (画像のみ)。標準
ステータス[設定] > [初期ステータス]で定義した、対応する初期ステータス (ほとんどの場合、[ドラフト])。標準
ステータス[インポート後の翻訳ステータス]フィールドのステータス。この値を指定した場合は、既存の値が上書きされます。翻訳

ソース ディレクトリにメタデータ ファイル (.3sish または .met) がある場合は、メタデータが変換ディレクトリ内の対応するメタデータ ファイル (.3sish) にコピーされます。

カスタム post-XSL ファイルを指定した場合、変換ディレクトリにある .3sish ファイルはこのファイルによって変更されています。

再開と再起動

変換段階中に一時停止したり再開したりすることができます。その後、変換は残りの操作に進みます。

変換段階中にインポートを中断して (インポートをキャンセルした場合など)、再起動した場合、Content Importer は、中断前に正常に変換されなかったファイルのみを変換します。さらに次の操作が行われます。
  • 追加されたファイルが変換されます。
  • 変更されたファイルが変換されます。
  • ソース フォルダから削除したファイルは、変換されたファイルからも削除されます。

ユーザーがソース フォルダに filemap.xml ファイルを指定した場合、または中断後にインポート設定が変更された場合は、以前に変換されたかどうかにかかわらず、すべてのファイルが再度変換されます。