ベースラインの AutoComplete

パブリケーションによって参照されている各オブジェクト (例: トピック、マップ、画像) に、使用するバージョンを割り当てる必要があります。AutoComplete 機能は、パブリケーション全体に含まれるオブジェクトに対応する適切なバージョンを検出することで、このギャップを埋めます。バックグラウンドの AutoComplete は、パブリケーションが読み込まれたとき、およびパブリケーションが変更されるたびに、バックグラウンドで実行されます。手動の AutoComplete は、ユーザー インターフェイスからいつでもトリガできます。後者は、パブリケーションで作業しているときに簡単に設定できます。

このタスクについて

[ベースライン]は、バージョンなどの情報が含まれるオブジェクトのリストであり、複数のパブリケーションで共通することがあります。このリストは、Publication Manager[ベースライン]タブに、各オブジェクトのいくつかのパラメータとともに表示されます。[ベースライン]の表では、開いているパブリケーションで使用されていないオブジェクトは灰色表示されます。

AutoComplete は、パブリケーション内の各オブジェクトにバージョンを割り当てることを目的としています。このバックグラウンド処理では、バージョンが割り当てられていないオブジェクトにのみバージョンが追加されます。手動の処理では、バージョンをすでに持つオブジェクトのバージョンを変更することもできます。バックグラウンドの AutoComplete の動作は、クライアント側の設定オプション <autoCompleteBehavior> で設定します。これは、設定ファイルの知識が十分にあるユーザーが修正できます。バックグラウンドのこの AutoComplete タスクのデフォルト値は WithLatestAvailableVersions であり、これは以下で説明する動作「最新のバージョン」と類似しています。

以下で説明する手順は、Publication Manager のユーザー インターフェイスから使用できる手動の AutoComplete 機能に対応しています。手動の AutoComplete 動作は、バックグラウンド動作を上書きします。手動の AutoComplete では、指定した動作に従ってパブリケーション内のすべてのオブジェクトにバージョンが割り当てられます。一方、バックグラウンド処理では、バージョンをまったく持たないオブジェクトにのみバージョンが割り当てられます。手動の AutoComplete によって行われる割り当てが、以前にバックグラウンドの AutoComplete タスクによって行われた割り当てまたは自身で行った割り当てと競合する場合、ダイアログにより選択の確認が求められます。

手順

  1. 次の手順に従って、Publication Manager でパブリケーションを開きます。
    1. [パブリケーション] > [開く]を選択します。
      リポジトリのツリー表示が表示されます。
    2. パブリケーションが含まれているフォルダをリポジトリで特定し、選択します。
    3. 右側のペインで、開くパブリケーションを選択します。
    4. [開く]を選択します。
  2. [ベースライン]タブをクリックします。
  3. [AutoComplete]をクリックします。
  4. 適切なバージョンを使用してパブリケーションに入力する方法を指定します (AutoComplete 動作)。
    • ベースライン

      この AutoComplete 動作は、補完のために別のベースラインからのバージョンを割り当てます。これは、開いたパブリケーションに表示されるすべてのオブジェクトに影響します。

      [ベースラインを選択]をクリックします。使用するベースラインの選択を求めるメッセージが表示されます。

      現在アクティブなベースラインを選択した場合、その選択が影響することはありません。これは、ベースラインを、それ自体の参照先として使用することになるためです。

      [AutoComplete]ボタンをクリックして承認すると、Publication Manager により、パブリケーションで使用されている選択されたベースラインで見つかったオブジェクトが考慮されます。パブリケーション内のオブジェクトにバージョンがない場合、AutoComplete では、選択されたベースラインからのバージョンが割り当てられます。オブジェクトが、パブリケーションと選択されたベースラインとの間で異なるバージョンを持つ場合、AutoComplete では、変更が提案され、置き換えを実行するかどうかを確認ダイアログで選択できます。

    • 対象ベースライン

      この AutoComplete 動作では、補完のために、指定されたベースラインの対象としてマークされているバージョンが割り当てられます。これは、選択されたベースラインに対象としてリンクされているあらゆるオブジェクトに影響します。

      各オブジェクトは、そのプロパティの一部である、「対象」としてベースラインにリンクできます。

      [ベースラインを選択]をクリックします。使用するベースラインの選択を求めるメッセージが表示されます。

      [AutoComplete]ボタンをクリックして承認すると、Publication Manager により、パブリケーションで使用されている選択されたベースラインの対象としてマークされているオブジェクトが考慮されます。パブリケーション内のオブジェクトにバージョンがない場合、AutoComplete では、該当する対象からのバージョンが割り当てられます。オブジェクトが、パブリケーションと該当する対象との間で異なるバージョンを持つ場合、AutoComplete では、変更が提案され、置き換えを実行するかどうかを確認ダイアログで選択できます。

    • リリースされている最新のバージョン

      すべてのオブジェクトに、リリースされている最新のバージョンが割り当てられます。

      [リリースされている最新のバージョン]をクリックします。[AutoComplete]ボタンをクリックして承認すると、Publication Manager により、パブリケーションで見つかった、リリースされているバージョンが現在割り当てられていないオブジェクト、または最後のバージョンとは異なるリリース済みバージョンを持つオブジェクトが、このオブジェクトのリリースされている最新のバージョンで置き換えられます。これによってパブリケーション内のバージョンの変更が発生するたびに、置き換えを実行するかどうかを確認ダイアログで選択できます。

    • 最新のバージョン

      すべてのオブジェクトに最新のバージョンが割り当てられます。

      [最新のバージョン]をクリックします。[AutoComplete]ボタンをクリックして承認すると、Publication Manager により、パブリケーションで見つかった、最後のバージョンよりも古い割り当て済みバージョンを持つあらゆるオブジェクトが、このオブジェクトの最新のバージョンで置き換えられます。これによってパブリケーション内のバージョンの変更が発生するたびに、置き換えを実行するかどうかを確認ダイアログで選択できます。

    • バージョン 1

      すべてのオブジェクトにバージョン 1 が割り当てられます (バージョン 1 が存在する場合)。存在しない場合は、そのオブジェクトにバージョンは割り当てられません。

      [バージョン 1]をクリックします。[AutoComplete]ボタンをクリックして承認すると、Publication Manager により、パブリケーションで見つかったオブジェクトが、オブジェクトのバージョン 1 で置き換えられます。これによってパブリケーション内のバージョンの変更が発生するたびに、置き換えを実行するかどうかを確認ダイアログで選択できます。

  5. [AutoComplete]をクリックします。

タスクの結果