Publication Manager 概要
Publication Manager は、パブリケーション、ベースライン、カスタマイズ、およびパブリケーション ライフ サイクルを管理できるツールです。一方、翻訳管理には Content Manager Web クライアントを使用する必要があります。
パブリケーション
パブリケーションとは、出力物の生成方法を決定するオブジェクトです。パブリケーションには、リポジトリに保存された DITA コンテンツをどのように構成して出力物を生成するか、そのコンテキストを定義します。
- パブリケーションで使われているオブジェクト (トピック、マップ、画像) のバージョン
- バリアブルの値。
- 出力物へのオブジェクトの組込/除外を決めるコンディションの値。
- 出力形式。
各パブリケーションには、1 つのマップまたはブックマップを指定します。このマップから、他のマップおよびトピックを必要な数だけ参照できます。
パブリケーションには、バリアブルのライブラリをリソースとして指定できます。リソースの中には、トピックから出力物を生成するときに展開されるバリアブルまたはコンテンツの値が保持されています。
ベースライン
ベースラインは、リポジトリ内に保存されているオブジェクトのバージョンのスナップショットです。パブリケーションには、常にベースラインが 1 つあります。
パブリケーションの翻訳
Publication Manager では、翻訳を管理できません。
パブリケーションの翻訳を始めるときは、ローカリゼーション マネージャに連絡してください。ソース言語のパブリケーションがリリースされるのを待つことも、パブリケーションがリリースされるのを待たずに、執筆が完了したトピックを随時翻訳会社へ渡すこともできます。
ローカリゼーション マネージャは、Content Manager Web クライアントを使用して翻訳用のトピックをエクスポートします。翻訳会社から戻ってきた翻訳済みのトピックをインポートするのにも Web クライアントを使用します。
パブリケーションのパーソナライズ
- コンディション
- 変数
Publication Manager により、コンテンツをパブリッシュするときのコンディションとバリアブルの解決方法を制御できます。
パブリケーションのライフサイクル
パブリケーションには、複数のバージョンが存在可能です。リリースされたバージョンには、コンテンツやプロパティに変更を加えることはできません。リリースされたパブリケーションは、いつもそのとおりに出力されます。パブリケーションをリリースする場合には、すべてのオブジェクトのステータスが[リリース済み]になっている必要があります。
すべてのコンテンツをリリースしたら、ベースラインを確定できます。つまり、このパブリケーションのすべてのコンテンツがそれ以上一切変更できなくなります。ただし、コンディション設定や出力形式は変更可能です。生成された出力を確認したら、パブリケーションをリリース済みとして設定できます。パブリケーションのリリース後は、そのバージョンのパブリケーションに変更を加えることはできません。出力物に後で変更を加える必要がある場合は、パブリケーションの別のバージョンを作成する必要があります。
Publication Manager ユーザー インターフェイス
- コンテンツ
- 開かれているパブリケーションで使用されているマップ、トピック、リソース (ライブラリ トピック) のツリー ビューです。ツリーの項目は変更可能です。
- ベースライン
- 開かれているパブリケーションに含まれている全オブジェクトのリストです。含まれているバージョンおよび各オブジェクトのステータスは、表示して変更できます。
- 変数
- 開かれているパブリケーションで使用されているバリアブルのリストです。
- 条件
- 開かれているパブリケーションで使用されているコンディションのリストです。このタブでは、コンディションの組み合わせを選択して、パブリッシュ コンテキストを作成できます。
- 出力
-
出力形式および出力のパブリケーション ステータスのリストです。パブリケーションに定義された出力形式の変更もできます。
各出力形式には、動作および機能を定義する特性のセットがあります。動作と機能の違いは、パブリッシュ時に使用されるスタイルシートとスタイルプロセッサにあります。システム管理者は、各出力形式に対して、これらの特性を設定します。