埋め込みコンテンツ プロセッサ

埋め込みコンテンツとは、特定のファイルの種類固有の構文とは異なる構文を使用するコンテンツです。たとえば、複雑な XML ファイルでは、CDATA セクションに特定の HTML コンテンツが含まれる場合があります。

SDL Trados Studio では、異なるプロセッサを使用して、XML、XHTML、Java、および Excel ファイルに埋め込まれたコンテンツを処理できます。SDL Trados Studio では埋め込みコンテンツを XML ファイル内の異なるファイルとして処理できます。そのため、メインのコンテンツと埋め込みコンテンツの抽出および表示に、異なる設定を指定できます。

使用可能な埋め込みコンテンツ プロセッサ

次のファイルの種類に対して、埋め込みコンテンツの処理を設定するための設定値が含まれた[埋め込みコンテンツ]ページが用意されます。

ファイルの種類使用される埋め込みコンテンツ プロセッサ説明
XML: Microsoft .NET リソース新しい埋め込みコンテンツ プロセッサ

これらのプロセッサは、次を実行します。

  • XML ファイル内で見つかった埋め込みコンテンツの種類に特化された専用プロセッサを使用して、埋め込まれたコンテンツを抽出します。
  • 抽出された埋め込みコンテンツを個別のファイルとして処理します。
  • 埋め込みコンテンツのどの部分を処理するかを指定できます。
  • 抽出された埋め込みコンテンツを処理するためのカスタム設定を定義できます。
XML: OASIS DITA 1.2 準拠新しい埋め込みコンテンツ プロセッサ
XML: OASIS DocBook 4.5 準拠新しい埋め込みコンテンツ プロセッサ
新しい XML (埋め込みコンテンツの処理) ファイル タイプ新しい埋め込みコンテンツ プロセッサ
XML: 任意の XML以前の埋め込みコンテンツ プロセッサ
これらのプロセッサは、次を実行します。
  • ファイルの種類のパーサーを使用して埋め込みコンテンツを抽出した後で、汎用埋め込みコンテンツ プロセッサを使用して、抽出されたコンテンツを処理します。
  • ファイルから抽出された埋め込みコンテンツの種類を区別しません。そのため、異なる種類の埋め込みコンテンツの抽出および表示に対するカスタム設定を指定できません。
Microsoft Excel以前の埋め込みコンテンツ プロセッサ
Java リソース以前の埋め込みコンテンツ プロセッサ
新しい XML (以前の埋め込みコンテンツの処理) ファイル タイプ以前の埋め込みコンテンツ プロセッサ

埋め込みコンテンツ プロセッサを使用する理由

SDL Trados Studio 2015 SP1 以降には、XML ファイル内の HTML 5 コンテンツ、HTML 4 コンテンツ、およびプレーン テキストの処理専用に、別個の埋め込みコンテンツ プロセッサが含まれています。SDL Trados Studio では、これらの専用プロセッサを使用して、XML ファイル内のこのようなサブコンテンツを別個のファイルとして処理できます。これは、次の操作を行うためのすべての設定が用意されていることを意味します。
  • SDL Trados Studio で埋め込みコンテンツから抽出する情報を設定する
  • エディタ ビューで埋め込みコンテンツを開いたときに翻訳対象または翻訳対象外としてタグ付けする
  • 埋め込みコンテンツの各要素にカスタムの書式を使用する
  • HTML コンテンツを翻訳形式に変換する前に正しく分節化する
  • HTML 要素を構造化する追加のコンテキスト情報を追加して、この参照情報を文書構造列で利用できるようにする
  • エディタ ビューで HTML 文字エンティティを表示する
  • 埋め込みコンテンツ内の HTML 空白文字を制御する