翻訳メモリ (TM) を使用した翻訳
翻訳メモリ (TM) は、原文言語のテキスト (または分節) およびそれらの分節の翻訳済みバージョンが含まれている、ファイルまたはデータベースです。
TM の目的は、以前の翻訳を再利用して、新しいファイルの翻訳に要する時間と労力を削減することです。エディタ ビューでファイルを翻訳するときに、翻訳の基礎として使用できる一致コンテンツが TM からインタラクティブに提供されます。
次の操作が可能です。
- 現在のファイルの分節を翻訳する際に使用できる翻訳を TM 内で検索します。これを一致検索の実行と呼びます。
- 現在の分節に、検索で見つかった最も一致率の高い翻訳を適用します。
- TM 内にある過去に翻訳した単語またはフレーズを検索 (訳語検索) します。検索結果は現在の分節で使用できます。
- TM に新しい翻訳を追加します。新しい翻訳は、同じファイルや他のファイルですぐに使用できます。
既定では、TM に対する多くの操作が自動化されています。たとえば、カーソルを新しい分節に移動すると、翻訳メモリ検索が自動的に実行されます。
自動化されている翻訳メモリ操作
既定では、多くの TM 操作が自動的に実行されます。
- SDL Trados Studio で TM を開くと、現在のファイルにある最初の未確定分節に移動し、その分節に一致する訳文が TM 内で検索されます。
- 一致する結果が見つかると、一致率の最も高い訳文が自動的に適用されます。
- 100% 一致またはコンテキスト一致が見つかると、翻訳が分節に自動的に適用されて確定され、カーソルが次の未確定分節に移動します。
- 分節を確定すると、その翻訳で TM が自動的に更新されます。
自動化の設定は[オプション]ダイアログで、いつでも変更できます。