ユーザーおよびグループ

翻訳プロジェクトを成功させるには、さまざまなユーザー タイプ (ペルソナ) のコラボレーションが必要です。Trados Enterprise では、翻訳プロジェクトで実行される作業がさまざまなユーザー タイプやユーザー カテゴリに分けられます。

ユーザー カテゴリ

使用可能なユーザー カテゴリは次のとおりです。
  • メンバー - 組織に所属する個人の翻訳プロフェッショナル
  • ゲスト - 組織外部の個人の翻訳プロフェッショナル、通常はベンダー
  • グループ - 同じロールや同じ言語ペアなど、共通の特性を持つ複数の翻訳プロフェッショナル

ユーザー タイプ、ロール、ペルソナ

ユーザーを追加するときは、ユーザーをグループに含めるか、ユーザーをグループに含めるとともにサービスの種類を割り当てることで、使用可能なロールをユーザーに割り当てます。1 つのグループに 1 つ以上のロールを含めることができます。

たとえば、John Doe は、2 つの方法で翻訳者として作業できます。最初のシナリオでは、John Doe は翻訳者ロールを持つグループの一員です。そのため、John Doe を含むグループ メンバー全員に翻訳タスクを割り当てることができます。2 番目のシナリオでは、John Doe は翻訳者ロールが割り当てられているグループの一員ですが、サービスの種類[翻訳]も割り当てられています。最初のシナリオでは、タスク割り当て通知は、翻訳者グループのすべてのメンバーに送信されます。2 番目のシナリオでは、タスク割り当て通知は、サービスの種類[翻訳]が指定されているメンバーにのみ送信されます。後者のシナリオでは、特に、複数のロールが割り当てられているグループがあり、グループ内の各ユーザーの得意分野 (実行できるタスク) を区別する必要がある場合に柔軟性が向上します。

グループは、特にプロジェクトの計画時にタスクの割り当てを実行するときに非常に便利です。たとえば、翻訳者がグループに含まれている場合、翻訳タスクをグループ全体に割り当てることができます。そのグループ内のすべてのユーザーにタスクが表示され、利用可能なユーザーの 1 人がそのタスクを要求します。

ユーザーは、特定の場所 (フォルダ) でのロールを持ちます。つまり顧客アカウントまたはベンダー アカウントの一員としてのロールを持ちます。この機能により、ユーザーが複数の場所で複数のロールを持つことができるので、ユーザーに高い柔軟性が提供されます。

ユーザーが個別に、またはグループの一員として受け取るロールは、ローカリゼーション プロセスにかかわるペルソナと密接に関連しています。

システムによってプロビジョニングされる既定のロールは次のとおりです。
  • 管理者
  • プロジェクト マネージャ
  • リンギスト (翻訳者とレビュー担当者専用のロール)
  • ベンダー プロジェクト マネージャ
  • エンジニア
  • ターミノロジスト
  • 顧客依頼者 ([同僚が作成したプロジェクトを表示し、自分のダッシュボードにこれらのプロジェクトの統計を含める]ユーザー設定が有効な場合、Trados Customer Portal で同僚のプロジェクトを表示できる) および制限付き顧客依頼者 (Trados Customer Portal で同僚のプロジェクトを表示できない)
  • カスタマー レビュー担当者

システムによってプロビジョニングされないカスタム ロールについては、権限を設定するロールを参照します。カスタム ロールは、一から作成することも、既定のロールに基づいて作成することもできます。カスタム ロールの作成は、デリケートな操作です。ロールに付与する権限が少なすぎたり多すぎたりしないように注意し、権限の依存関係について熟知してください。

ユーザー設定の推奨事項

すべてのユーザー タイプをメインの[ユーザー]ビューに追加できます。ただし、ユーザー管理に関する次のベスト プラクティスを考慮してください。
  • 顧客ユーザーを追加する場合は、[顧客]ビュー > [ユーザー]サブタブを使用します。
  • ベンダー ユーザーを追加する場合は、[ベンダー]ビュー > [ユーザー]サブタブまたは[ユーザー]ビュー > [ゲスト]サブタブを使用します。
  • 他のユーザー タイプを追加する場合は、メインの[ユーザー]ビューを使用します。

グループの種類

グループには次のようないくつかの種類があります。
  • システムによってプロビジョニングされる[ルート]フォルダ (場所) 内の既定のグループは、自動的に次のロールになります: 管理者、プロジェクト マネージャ、エンジニア、ターミノロジスト。
  • 追加する顧客フォルダごとにシステムによって自動的にプロビジョニングされる既定のグループは、自動的に次のロールになります: 顧客依頼者、カスタマー レビュー担当者。
  • 追加するベンダー フォルダごとにシステムによって自動的にプロビジョニングされる既定のグループは、自動的に次のロールになります: ベンダー プロジェクト マネージャ。
  • 次のロールのカスタム (既定以外の) グループ (任意のフォルダに作成できるグループ): リード プロジェクト マネージャ、プロジェクト マネージャ、制限付き顧客依頼者、翻訳者、エンジニア、ターミノロジスト。

サービス ユーザー

サービス ユーザーは、Trados API の操作に関連があります。詳細については、次のトピックを参照してください。