2020 年 5 月

このリリースには、初期リリース後に継続的に行われている一連の更新と改善が加えられています。

Trados Enterprise

フォルダの継承

RWS Language Cloud では、階層の上位フォルダにあるリソースを使用できるようになりました。これにより、たとえば複数の顧客間で中心となる TM を使用できるようになりました。その他の使用例としては、中心となるファイルの種類の設定を使用して、変更を 1 回行うだけで済むようにできます。

親の継承とは、子フォルダが親フォルダ (または親の親フォルダやその上位フォルダ) からリソースを継承することを意味します。つまり、継承によって次のことが保証されます。
  • ユーザーは、自分の上位フォルダ (親フォルダまたは親の親フォルダ) に保存されているリソースを表示および使用できます。
  • ユーザーは、兄弟フォルダまたは親の兄弟フォルダに保存されているリソースを表示および使用できません。
プロジェクトとプロジェクト リソース (プロジェクトの作成に必要なすべての要素、つまりユーザー、プロジェクト テンプレート、ワークフロー、言語リソースなど) では、継承に基づくアクセスの可否に重要な相違点があります。
  • ユーザーは、次の場所のプロジェクト リソースにアクセスできます。
    • 現在のフォルダ (表示および使用)
    • 親フォルダとその上位フォルダ (表示および使用)
  • ユーザーは、次の場所のプロジェクトにアクセスできます。
    • 現在のフォルダ (表示および管理)
    • 子フォルダ (表示および管理)

この機能の一環として、ユーザーとグループをフォルダで構造化して、フォルダの表示を制限し、作業割り当てにサブグループを使用することもできます。

また、オプションで特定の顧客を「非公開」に設定して、下位フォルダから表示できないようにすることもできます。

上記の変更の一環として、共有リソース フォルダをなくしました。複数の顧客フォルダ間でリソースにアクセスできるようにするには、リソースを親フォルダに保存します。

TM メンテナンス
翻訳メモリ (TM) のコンテンツをブラウザから直接編集できるようになりました。これを行うには、[リソース] -> [翻訳メモリ]に移動して、言語のリストから TM を選択します。TM Maintenance Editor が新規ブラウザ タブとして開きます。
ベンダー機能の強化
ベンダー機能が、主に次の 2 つの面で強化されました。
  • ベンダー注文テンプレートを設定するときに、ベンダー見積もりのレビュー タスクに割り当てられるユーザーと、実際の作業タスク (翻訳レビューカスタマー レビューの実装DTP) に割り当てられるユーザーを、オプションで定義できるようになりました。
  • オフライン パッケージを使用したローカリゼーション作業に加え、翻訳者や言語レビュー担当者は、ボタンをクリックするだけで、Online Editorまたは SDL Trados Studio でローカリゼーション作業を実行できるようになりました。
Microsoft Word のリアルタイム プレビュー
Microsoft Word 形式で保存されているコンテンツを翻訳またはレビューする場合は、SDL Online Editor を使用して、変更内容をリアルタイムでプレビューできます。
その他
  • プロジェクト テンプレートをコピーすると、プロジェクト テンプレートを複製して、別のフォルダに配置できます。
  • これで、システムによってプロビジョニングされたルート フォルダ内の既定のグループ (管理者グループを除く) を削除できるようになりました。
  • 中国本土から RWS Language Cloud へのアクセス強化を確実にするために、いくつかの改善が行われました。

SDL Customer Portal

新機能と機能拡張
  • プロジェクトの作成時にプロジェクト ドラフトを使用して、言語の選択やカスタム フィールドなどの一般設定を保存できるようになりました。プロジェクト ドラフトを使用すると、プロジェクトの作成プロセスが大幅に迅速かつ簡単になるとともに、人的ミスのリスクを軽減できます。
  • 追加費用の情報を[プロジェクトの詳細]ページから入手できるようになりました。
  • カスタム選択リスト フィールドに既定で表示される値の数を 20 から 40 に増やしました。
解決された問題
一部のお客様が oData フィード経由で情報を取得できないという問題に対応しました。