TQA
翻訳品質評価 (TQA) とは、翻訳品質を示すスコアを指します。
TQA プロファイルとスコアリング プロセス
TQA は、TQA プロファイルを使用して実行します。TQA プロファイルは、品質カテゴリ (または品質基準) とそれに関連するペナルティで構成されています。レビュー担当者は、TQA プロファイルを使用して、重大度レベル (軽度、重度、深刻など) を割り当てることで、さまざまなカテゴリや基準 (スペル、句読点、文法など) に従って翻訳を評価できます。レビュー担当者が TQA を追加すると、翻訳に適用されたすべての TQA のペナルティが自動的に加算され、そのスコアが TQA しきい値と比較されます。TQA スコアが TQA しきい値を下回っている場合は、翻訳品質が高いことを示します。逆に、TQA スコアが TQA しきい値を超えている場合は、翻訳品質が低いことを示します。
TQA プロファイルとその構造
TQA プロファイルは次から構成されています。
- カテゴリ
- サブカテゴリ
- 重大度
- ペナルティ
- しきい値 - しきい値は、翻訳の合格/不合格を判断するための許容可能なスコアを示します。
カスタム TQA プロファイルは、次の方法で作成できます。
- 一から作成
- 既存のプロファイルから作成
カスタム TQA プロファイルを一から作成するときや、既存のプロファイルから作成するときに、カテゴリ、サブカテゴリ、および重大度を定義できます。
TQA の既定
Trados Enterprise には、標準的なスコアリング プロセスの基準を合計する 4 つの既定の TQA プロファイルが用意されています。
- SDL TMS Classic
- LISA QA モデル
- SAE J2450
- SAE J2450 (拡張)
- MQM
- TAUS DQF
既定の TQA プロファイルに基づいてカスタム TQA プロファイルを作成できます。
翻訳 - 言語レビュー サイクルの TQA フロー
翻訳 - 言語レビュー サイクルは、TQA モードで実行できます。次のフローをよく理解してください。
- 管理者、リード プロジェクト マネージャ、またはプロジェクト マネージャは、[リソース] > [品質評価モデル]に移動し、品質評価モデル (TQA モデルとも呼ばれる) を指定するか、既定の品質評価モデルを保持します。
- 管理者、リード プロジェクト マネージャ、またはプロジェクト マネージャは、翻訳タスクを含むワークフローを作成して設定します。翻訳タスクは、少なくとも 1 つの訳文言語で品質評価の確認モードが構成済みになるように設定する必要があります。
- 管理者、リード プロジェクト マネージャ、またはプロジェクト マネージャは、言語レビュー タスクを含むワークフローを作成して設定します。言語レビュー タスクは、少なくとも 1 つの訳文言語で品質評価が有効レビュー モードが構成済みになるように設定する必要があります。
- 管理者、リード プロジェクト マネージャ、またはプロジェクト マネージャは、プロジェクト テンプレート (手順 2 で設定されたワークフローを含む) を作成し、最後の手順 ([設定]) で、[設定] > [設定] > [品質管理] > [翻訳品質評価モデル]の順に移動して、TQA モデルを指定します。
- 管理者、リード プロジェクト マネージャ、またはプロジェクト マネージャは、一から、または手順 3 で設定したテンプレートに基づいてプロジェクトを作成します。
- 一からプロジェクトを作成する場合は、手順 2 に従って設定されたワークフローが含まれていることを確認し、最後の手順 ([設定]) で、[設定] > [設定] > [品質管理] > [翻訳品質評価モデル]の順に移動して、TQA モデルを指定します。
- テンプレートからプロジェクトを作成する場合は、ワークフローと設定の両方にすべてのデータが入力されます。プロジェクトを保存した後は、TQA モデルを変更できませんので注意してください。
- プロジェクトが言語レビュー タスクまで進み、割り当てられたリンギストがタスクを受理すると、ファイルを Trados Studio (TQA が有効) または Trados Online Editor (既定で品質の評価モードが有効) で開くことができます。リンギストは TQA を追加し、TQA スコアがしきい値を超えているか (不合格スコア)、超えていないか (合格スコア) を確認できます。リンギストは、TQA スコアがどの程度関連しているかに応じて、タスクを完了するか、修正を依頼する必要があります。不合格スコアでは、ファイルは自動的に翻訳に戻されませんので注意してください。
- 翻訳にその他の編集が必要ない場合は、言語レビュアーはタスクを完了し、翻訳はプロジェクト ワークフローの次の手順に進みます。
- 翻訳にその他の編集が必要な場合は、言語レビュアーは修正を依頼し、翻訳はプロジェクト ワークフローの前の手順 (通常は翻訳に戻る) に進みます。
- システムは TQA 後処理を実行します。TQA 後処理が失敗した場合、エラー タスクが生成され、担当者はタスクを再試行またはスキップできます。
- 翻訳および言語レビュー プロセス全体が完了すると、管理者、リード プロジェクト マネージャ、またはプロジェクト マネージャは、[リポート]ビュー > [組み込みのレポート > [TQA] > [言語レビュー]にある TQA レポートを確認できます。