その他の機能強化
このトピック では、Trados Studio 2021 で導入されたその他の改善点について説明します。
Studio プロジェクトおよびファイルの新しいフィルタ条件
プロジェクトやプロジェクト ファイルの長いリストを簡単に操作できるように、Trados Studio 2021 には次の 4 つの検索フィルタが追加されています。
- プロジェクト ビュー内のプロジェクト名、顧客名、クラウド プロジェクトのフィルタ
- ファイル ビュー内のファイル名フィルタ
GroupShare プロジェクトのナビゲーションとフィルタリングの改善
Trados Studio から Trados GroupShare プロジェクトにすばやくアクセスできるように、Trados GroupShare プロジェクトの選択ダイアログ ボックスのナビゲーションが改善され、新しい検索フィルタが追加されました。
をクリックして、新しいフィルタを確認します。
- プロジェクト名
- 締め切り日
- ステータス
一括翻訳中の自動翻訳と機械翻訳の組み合わせ
機械翻訳プロバイダを追加するとすぐに、[一括翻訳]タスクの[自動翻訳を適用する]オプションが既定で有効化されるようになりました。これにより、一括翻訳中により多くのコンテンツを活用できるようになる一方で、機械翻訳の割り当て語数に影響することがあります。
アクティブな機械翻訳プロバイダが Language Cloud 翻訳エンジンである場合、この変更は適用されません。この場合、既定の一括翻訳設定は、[訳文分節を空のままにする]です。Language Cloud の翻訳エンジンから自動翻訳を適用する場合は、代わりにプロジェクトの作成時にエンジンを有効にします。その他の自動翻訳 (AT) プロバイダ
Trados Studio は、Language Cloudを介して SDL Machine Translation に接続し、自動翻訳を生成できます。SDL AppStore では、 Google Cloud Translation や DeepL など、他の多くの自動翻訳プロバイダにアクセスできます。
サードパーティの自動翻訳プロバイダを検索してインストールするには、[アドイン]タブ > [SDL AppStore]に移動し、[自動翻訳]カテゴリでアプリを検索します。
GroupShare プロジェクトファイルはバックグラウンドで更新
保存した変更を Studio が GroupShare サーバーにアップロードしている間も、GroupShare プロジェクトで作業を続行できるようになりました。アップロードの進行状況が Trados Studio のステータス バーに表示されるようになりました。その結果、アップロードが完了するまで待つことなく、作業を再開できるようになりました。
バックグラウンドで実行される用語のクイック追加操作
エディタ ビューで[用語のクイック追加]を使用して新しい用語ベース エントリをすばやく追加するとき、更新の表示のために[用語ベースビュー]ウィンドウがスライド アウトしなくなりました。代わりに、何も表示せずに新しい用語がバックグラウンドで追加されます。
[用語ベース ビューア]ウィンドウで新しい用語を確認する必要がある場合は、選択した分節の内容を右クリックし、[用語の追加]を選択します。
より高速なエディタ ビュー
- 長い文書の処理の高速化
- 複数の分節の選択の高速化
- 分節の結合と分割の高速化
- 文書整合の高速化
QA Checker のパフォーマンスが向上したことで、Trados Studio では QA チェックをより迅速に実行できるようになりました。
Trados Studio では、ビューに翻訳メモリの長いリストが含まれている場合でも、プロジェクト設定と翻訳メモリ ビューに瞬時に切り替えることができるようになりました。
大規模パッケージの処理の高速化
Trados Studio では、1000 個を超えるファイルを含むプロジェクト パッケージをより効率的に処理できるようになりました。このようなパッケージは、約 20% 高速で開けるようになりました。
進行中の一括タスクをキャンセルする前に確認が必要
一括タスクの実行中に Studio を閉じようとすると、Trados Studio に警告メッセージが表示されるようになりました。これにより、バックグラウンド タスクを誤ってキャンセルすることがなくなります。
YAML および電子メール ファイル形式のサポートの追加
今回のリリースでは、Trados Studio の互換性のあるさまざまなファイル形式が拡張されました。YAML ファイルと次の種類の電子メール ファイルも翻訳できるようになりました。
- *.MSG
- *.EML
- *.EMLX
- *.OFT
- グローバル設定: 。
- プロジェクトの設定: 。
既存のファイルの種類の拡張
- SubRip はサブタイトル ファイル形式に置き換えられました。SubRip ファイル (.srt) の他に、新しいサブタイトル形式は、WebVTT (.vt) および Subview (.sub、.sbv) のサブタイトル形式もサポートしています。
- Adobe Framemaker ファイル形式を刷新しました。Trados Studio 2021 では、Adobe FrameMaker 8-2020 ファイル形式の新しい、より優れた、より高速なバージョンが既定となります。
- 新しい XML ファイル形式は、ファイルの種類の既定の順序で、従来の XML ファイル形式の上にリストされるようになりました。つまり、新しい XML プロジェクトは、従来の XML ファイル形式ではなく、バージョン 2 の XML ファイル形式を使用して処理されます。
HTML 4 ファイル形式のサポートの削除
HTML 5 ファイル形式が、HTML 文書の唯一の既定のファイルの種類になりました。従来の HTML 4 ファイル形式は、そのファイル形式を使用しているプロジェクトを問題なく完了することができるように、非表示のファイル形式としてバックグラウンドで使用できます。新しいプロジェクトでは、最新の HTML 5 ファイル形式のみを使用できます。HTML 5 ファイル形式に転送する HTML ファイル形式の設定がある場合は、オンライン ヘルプの「HTML 4 ファイル形式の設定の HTML 5 への移行」を参照してください。
すべてのデータ ファイルを 1 つの場所に移動
すべての Trados Studio データ ファイルが、ユーザー プロファイル フォルダ内の 1 つの統合された場所に移動されました。Trados Studio の設定を手動で変更する必要がある上級ユーザーの場合、Studio16 フォルダ内のすべてのデータ ファイルを検索できるようになりました。
Studio16 フォルダは、ローカル パス C:\Users\<userame>\AppData\Roaming\SDL\SDL Trados Studio\Studio16 にあります。ここには、ログ、ユーザープロファイル、ユーザー設定ファイルを含むすべての Trados Studio データ ファイルがあります。