翻訳と BluePrint
Content Manager で翻訳を管理するには、翻訳用 BluePrint、権限が翻訳の範囲に与える影響、および Content Manager でのローカライズの処理方法について、基本的な理解が必要です。このセクションでは、Content Manager での翻訳作業の準備に関する背景情報を説明します。
翻訳用 BluePrint の基本
翻訳を開始する前に、組織で使用する BluePrint について理解を深めておくことをお勧めします。BluePrint は発行物の階層の 1 つで、コンテンツの共有と再利用の方法を定義したものです。翻訳用 BluePrint は、ローカライズと翻訳方法をモデル化したもので、BluePrint で定義された構造に基づいて翻訳作業が実行され、翻訳プロセスの流れが決まります。また、翻訳で使用するソース言語とターゲット言語、ソース言語が含まれた発行物 (ソース発行物)、および翻訳されたコンテンツを受け取る発行物 (ターゲット発行物) を定義します。BluePrint 全般の詳細については、BluePrinting のセクションを参照してください。
翻訳用 BluePrint の設定
BluePrint の設定によって、どのような翻訳が可能であるか (どのソース言語からどのターゲット言語への翻訳が可能か) が決まります。ソース言語のコンテンツが含まれた発行物はソース発行物と呼ばれ、翻訳されたコンテンツを受け取ることができる発行物はターゲット発行物と呼ばれます。たとえば、(上の例に基づいて) 翻訳用に設定された次の BluePrint では、英語からドイツ語、オランダ語、フランス語への翻訳、およびドイツ語からドイツ語 (オーストリア) への翻訳が可能です。
権限
任意の Content Manager ユーザー インターフェイスで作業しているときに、BluePrint で表示される発行物は、そのユーザーがアクセス権限を持っているものだけです (権限はシステム管理者が設定)。翻訳を開始するには、1 つまたは複数の設定されたターゲット発行物へのアクセス権限が必要です。ターゲット発行物は、翻訳されたコンテンツを受け取ることができる発行物です。設定されたソース発行物とターゲット発行物に対するアクセス権限があれば、1 つの言語から複数のターゲット言語への翻訳を開始できます。このため、ソース発行物から開始できる翻訳の範囲は、ターゲット発行物から開始される翻訳 (ターゲット言語は常にその言語 1 つのみ) の範囲より、広くなります。たとえば、上の BluePrint の場合は、次のようになります。
- 英語の発行物へのアクセス権限がある場合、ドイツ語、オランダ語、フランス語の発行物へのアクセス権限も持っていれば、英語からドイツ語、オランダ語、およびフランス語への翻訳を開始できます。
- ドイツ語の発行物へのアクセス権限がある場合は、英語からドイツ語への翻訳を開始できます。また、ドイツ語 (オーストリア) の発行物へのアクセス権限があれば、ドイツ語からドイツ語 (オーストリア) への翻訳も可能です。
- ドイツ語 (オーストリア) の発行物へのアクセス権限がある場合は、ドイツ語からドイツ語 (オーストリア) への翻訳を開始できます。
ローカライゼーション
翻訳対象のコンテンツを翻訳管理システムに送信すると、ローカライズ プロセス (コンテンツを複数言語に翻訳するプロセス) は Translation Manager によって自動的に処理されます。
翻訳対象の Content Manager 項目を送信すると、Content Manager によってターゲット発行物の項目のローカライズとチェックアウトが行われてから、項目が翻訳管理システムに送信されます。翻訳管理システムが翻訳済みの項目を送り返すと、項目は (ローカライズされていない場合は) ローカライズされ、新しい翻訳で置き換えられます。次に、項目はチェックインされ、ローカル コピーや共有項目のローカライズ バージョンが作成されるようになります。