ワークフローの概念

コンテンツ項目に対する変更は、より大きなワークフロー プロセスの一部に対する変更の可能性があるため、ワークフローがどのように機能するかを理解することが重要です。このトピックでは、ワークフローの概念の概要について説明します。

ワークフローの概念

組織で Tridion Sites の特定の種類のコンテンツ項目にワークフローを適用できます。これは、そのようなコンテンツ項目が、ワークフロー プロセスとして定められた一連のステップに従う必要があることを意味します。ワークフロー プロセスの 1 つのステップ (人が実行する手動ステップまたはシステムが実行する自動ステップ) のことをアクティビティといいます。

ワークフロー プロセスに関与する部門またはチームは、定義済みのグループで、各グループが 1 つまたは複数のアクティビティを実行します。1 つのアクティビティが完了すると、次のアクティビティが特定のグループに割り当てられます。これは、自動アクションの場合もあれば、アクティビティを完了した後にユーザーが次のアクティビティを選択する手動アクションの場合もあります。割り当てられているグループのメンバーは、アクティビティを選択できますが、1 人がアクティビティを選択するとすぐに、そのアクティビティはそのユーザーのみが所有するようになります。

各アクティビティの完了後、処理された項目は特定のステータスになります。通常、このステータスは、項目を発行できるかどうかの判断に使用されます。たとえば、Web サイトのステージング サーバーへの項目の発行はワークフロー プロセスの任意のステージで自動的に行い、ライブ サーバーへの発行はワークフロー プロセス全体を完了した後にのみ許可するように設定できます。

簡単なワークフローの例

一般的なワークフローの例として、作成者がコンテンツの一部を作成した後に、編集者がスペル ミスや文法ミスがないかどうかを確認するというものがあります。また、法的内容を法務部が確認する必要がある場合や、コンテンツの一部に記載されている製品の正しい価格を営業部が入力する必要がある場合もあります。また、コンテンツの一部では、そのコンテンツの一部が長すぎないかどうかをチェックするワード カウンタなどの自動プロセスや、テキストから自動的にキーワードを抽出するプロセスが実行されることもあります。

簡単な例として、次の 2 つのグループと 2 つのアクティビティについて見ていきます。
  • 「作成者」グループには、「コンポーネントの作成」というアクティビティが割り当てられます。
  • 「編集者」グループには、「コンポーネントのレビュー」というアクティビティが割り当てられます。

作成者グループのメンバーがコンポーネントの作成を完了すると、「コンポーネントのレビュー」アクティビティが自動的にトリガーされ、編集者グループに割り当てられます。

編集者グループのメンバーがアクティビティを取得し、アクティビティの所有者になります。

その後、編集者がそのアクティビティを完了すると、ワークフローにより、項目の拒否または承認の判断を求められます。編集者の選択に応じて、項目は前のグループ (作成者グループ) に戻るか、次のグループに進みます。